メイドインアビスは心が安定している時に観てほしい
あらすじ
メイドインアビス、純粋無垢なヒロインのリコと探窟中に見つけた遺物、ロボットのレクが織り成す物語。底知れぬ巨大穴「アビス」の奈落へと突き進み、未知のロマンを求め探窟に明けくるう、ファンタジー冒険アニメーション。
感想、ネタバレ⚠️
なんといってもアニメーションがとても綺麗・美しいすぎる!そして、登場するキャラクターが可愛らしい。
とも、言いきれない。
作品レビューを見ると、なかなか辛辣な表現が多いのが現実。
というのも、作画が強烈。
強い生き物の大半が不気味で、至る所に奇形さがあり、猟奇的な雰囲気が強い傾向。ボンドルドが首からかけている白笛でさえ、気味の悪さが充分に味わえます。
そして、弱い立場のものはより可愛らしく、弱々しく、また幼さがあることで互いの落差が強いため、より残虐、残酷さが際立っています。
とはいえ、やっぱり好きなんですよね。こういう作品♡
視聴している時はもちろん、何で泣いてるか分からなくなるくらい涙が止まらなくなるし、キャラクターへの感情移入がとまらない上に、どうにもできないストーリー展開に胸は締め付けられるし、苦しくなります。
鬱アニメと評されることが多い理由はここにあるようです。
ですが、個人的には涙が大量に出たこともあり、終わりは案外スッキリしています。
もちろん、話の内容も自分なりに腑に落ちているというのもありますが。
孤児や子供の扱いやボンボルドのような思考に憤りを感じつつも、どこか他人事とは思えない世界。本当の正義とは?悪とは?と考えさせられた。
とはいえ、徹夜明けや次の日に大事な用事が控えている時に観るのはオススメできません。
余韻に浸れる時間の確保は必須!
アニメシリーズは一気見に限る!と思っていましたが、これは1作品毎に観るのが精神安定の点でも良いかと思います。